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薬剤設計で長持ちしそうな、2つの分子の「結婚」戦略

Nature Medicine 18, 12 doi: 10.1038/nm.3018

代謝性疾患のような複合疾患には多数の機構が関与している可能性がある。したがって、原因となる個々の発症機序を標的とするには、併用療法が必要だと考えられる。新しい研究で、グルカゴン様ペプチド-1(GLP-1)とエストロゲンを組み合わせて1つの分子とし、この結合体分子をGLP-1受容体を発現する細胞に選択的に向かわせるというアイデアが検証された。この戦略によって肥満マウスの代謝プロファイルが改善され、エストロゲン療法につきものの有害な副作用はみられなかった。

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