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がんの標的治療薬に加わるALK阻害剤

Nature Medicine 17, 3 doi: 10.1038/nm0311-290

神経芽細胞腫は致死的な小児がんだが、その原因にかかわる遺伝子が解明されておらず、効果的な治療法の開発が進まない。未分化リンパ腫キナーゼ(ALK)の変異が、神経芽細胞腫の促進因子であることがわかり、ALK阻害剤を用いる標的療法が、この致死的ながんとの戦いに役立つ戦略となる可能性が出てきた。

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