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がんにおけるB細胞とマクロファージ:絡み合う関係

Nature Medicine 17, 3 doi: 10.1038/nm0311-285

炎症は腫瘍微小環境の重要な要素の1つだが、免疫細胞が腫瘍形成を促進する仕組みはよくわかっていない。最近の研究で、マクロファージが引き起こす腫瘍促進性の炎症の調整に、B細胞と抗体が重要な役割を果たしていることが示唆された。したがって、そこにかかわる経路の調節は、慢性炎症によって起こるがんの治療に有用かもしれない。

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