Research press release

ナミブ砂漠の100万年前の砂

Nature Geoscience

Million-year-old sand in the Namib

ナミブ砂海の砂は少なくとも100万年間はそこに存在しているとの報告が寄せられている。このことは、過去数百万年間にわたってこの地域で大規模な気候変動があったにもかかわらず、この地域から砂が完全になくなったことはないことを示している。

P Vermeeschらは、地球化学的トレーサーを用いて400キロメートルの砂漠地域で砂の動きを追跡した。彼らはまた、宇宙線により生成された放射性同位体を測定することで、砂がその地域に存在していた時間量を見積もることができた。彼らは、風が砂漠地域から砂を吹き飛ばすためには少なくとも100万年かかるが、その期間にわたって砂丘が活動していなかった可能性はあると結論している。

The sands of the Namib Sand Sea have been there for at least a million years reports a paper published online this week in Nature Geoscience. This suggests that, despite large-scale climate changes in the region over the past million years, at no time was the area completely cleared of sand.

Pieter Vermeesch and colleagues used geochemical tracers to track the movement of sand across the 400-km sand sea. They also measured radioactive isotopes produced by cosmic rays, which allowed them to estimate the amount of time that the sand had been present in the region. They conclude that it takes a minimum of one million years for winds to blow sands across the sand sea, although the sand dunes may not have been active for the entire time span.

doi: 10.1038/ngeo985

「注目のハイライト」は、ネイチャー広報部門が報道関係者向けに作成したプレスリリースを翻訳したものです。より正確かつ詳細な情報が必要な場合には、必ず原著論文をご覧ください。

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