Research press release

吸収の抑制

Nature Geoscience

Sink suppression

北米西部における百年に一度の干ばつの変化はその地域における炭素吸収を大きく減少させたと今週号のNature Geoscience onlineに発表された研究が報告している。化石燃料による放出を別にすれば、北米温帯地域は現在、全体としては大気二酸化炭素の吸収源として働いている。

Christopher Schwalm等は人工衛星と観測データを用いて2000年から2004年の北米西部地域における干ばつがその地域の炭素吸収に与えた影響を評価した。彼らは、炭素吸収は干ばつの間に約50%減少したことを示している。降雨と干ばつの厳しさの予測された変化に基づいて、彼らは、北米西部地域における現在の炭素吸収源は今世紀末までには消滅すると示唆している。

The turn of the century drought in western North America significantly reduced carbon uptake in the region, reports a study published online in Nature Geoscience this week. Fossil fuel emissions aside, temperate North America currently serves as a net sink for atmospheric carbon dioxide.

Christopher Schwalm and colleagues used satellite and observational data to assess the impact of the 2000-2004 drought in western North America on carbon uptake in the region. They show that carbon uptake declined by around 50% during the drought. Based on projected changes in rainfall and drought severity, they suggest that the present-day carbon sink in western North America could disappear by the end of the century.

doi: 10.1038/ngeo1529

「注目のハイライト」は、ネイチャー広報部門が報道関係者向けに作成したプレスリリースを翻訳したものです。より正確かつ詳細な情報が必要な場合には、必ず原著論文をご覧ください。

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