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DNAのC環はテロメラーゼ非依存的なテロメア伸長活性の特異的で定量可能なマーカーである

Nature Biotechnology 27, 12 doi: 10.1038/nbt.1587

がんの約10%は、持続的な増殖をテロメラーゼ非依存的なテロメア伸長(ALT)機構に依存しており、ALTの阻害は細胞の老化を引き起こすことから、ALTはがん治療の重要な標的と考えられる。しかし、適切なALT活性測定法およびALT特異的な標的分子が存在しないため、治療用のALT阻害剤は開発されていない。本論文では、部分的に一本鎖となったテロメアの(CCCTAA)n環状 DNA(C環)がALTに特異的であることを示す。また、迅速かつ直線的にALT活性に反応し、ALT阻害剤のスクリーニングに適した測定法も紹介する。ALT+骨肉腫患者の血液にC環が検出されたことは、C環活性測定法(CCアッセイ)がALT+腫瘍の診断および管理で臨床的に有用である可能性を示唆している。

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