Nature ハイライト

がん: 色素沈着を誘導して皮膚がんを防ぐ

Nature 549, 7672

赤毛で色白、かつ日焼けしにくい人は、黒色腫を発症するリスクが高い。このような人たちはメラノコルチン1受容体(MC1R)のバリアントを持っていることが多く、このバリアントはより広く見られるMC1R型に比べると色素沈着を誘導する能力が低い。R Cuiたちは今回、マウスでタンパク質のパルミトイル化という修飾を行うと、バリアントMC1Rの色素沈着誘導能が増強される仕組みを明らかにし、これが黒色腫発症の低下とつながることを示している。このような手法が実用化できるかどうかはまだ不明だが、今回の知見は黒色腫の予防戦略を示唆している可能性がある。

News & Views p.337
doi: 10.1038/nature23550 | 日本語要約 | Full Text | PDF
Letter p.399
doi: 10.1038/nature23887 | 日本語要約 | Full Text | PDF

2017年9月21日号の Nature ハイライト

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