Nature ハイライト

構造生物学:RNAのラリアット構造を解く

Nature 514, 7521

RNAスプライシングの最初の段階には、ラリアット、つまり投げ縄様構造の形成が含まれ、これは自己触媒的な過程で起こる。こうした構造が生じるのは、イントロンの一端が切断されることが原因で、続いて2′-5′ホスホジエステル結合が形成される。N Toorたちは今回、この枝分かれした中間体の構造を解いて、スプライシングの2つの段階の間で起こる構造再配列を詳細に明らかにした。コア部分には4個のマグネシウムイオンが含まれ、これらが基質の配置を決めてラリアット形成を促進する。グループIIイントロンに関するこれらのデータは、スプライセオソームの働きとも関係してくる。

2014年10月9日号の Nature ハイライト

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