Nature ハイライト

細胞:免疫細胞運命のキュリン3による調節

Nature 491, 7425

E3ユビキチンリガーゼであるキュリン3が、核クロマチン関連因子のユビキチン化を誘導し、BおよびT細胞集団における転写や細胞運命決定を制御していることが明らかになった。キュリン3はTおよびB細胞のエフェクター細胞への分化プログラムを誘導することが知られているが、それに加えて、この今まで知られていなかった機能も、白血病やリンパ腫でタンパク質のPLZFやBCL6が発がんに担う役割にかかわっている可能性が考えられる。

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