Nature ハイライト

宇宙:中間サイズのブラックホール

Nature 460, 7251

恒星質量ブラックホールと超大質量ブラックホールの間の空白領域には、中間質量ブラックホールが存在するはずだ。これらは、大質量星の収縮で生まれたにしては大きすぎるし、銀河中心にあるとするには小さすぎるので、高密度星団や球状星団で形成されると考えられている。中間質量ブラックホールの存在を示す強力な証拠は、観測からはこれまで得られていなかった。しかし今回、ブラックホールの世界のこの「ミッシング・リンク」がついに見つかったようだ。真横を向いた渦巻き銀河ESO 243-49の中に、変動する超高光度X線源が発見されたのである。極めて明るいこのX線源HLX-1は、太陽質量の500倍以上の中間質量ブラックホールが存在することに一致する。

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