Nature ハイライト

古生物学:内耳の構造が示す哺乳類の内温性の起源

Nature 607, 7920

内温性を進化させた哺乳形類の想像図。体温が高く保たれているため、寒い夜に吐く息が白くなっている。
内温性を進化させた哺乳形類の想像図。体温が高く保たれているため、寒い夜に吐く息が白くなっている。 | 拡大する

Credit: Luzia Soares

今回、哺乳類が温血動物となった際に、体温の上昇に応じて内耳の半規管が変形しており、この変化は化石記録で追跡できることが示された。分析の結果、哺乳類の内温性は後期三畳紀に進化したことが明らかになった。

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