Nature ハイライト

宇宙物理学：宇宙の原子時計

2021年7月1日 Nature 595, 7865

今回E Burtたちは、宇宙で動作する初のイオントラップ型原子時計であるNASAの深宇宙原子時計（Deep Space Atomic Clock）のこれまで12か月間の動作について報告している。この時計の精度の性能指数、つまり短期と長期の分数周波数安定度と１日当たりのドリフトは、現在の宇宙時計の性能指数を１桁上回ることが見いだされた。