Nature ハイライト

免疫学:ニューロンによる体液性免疫応答の調節

Nature 581, 7807

今回H Qiたちは、脳内で開始したニューロンからのシグナル伝達が脾臓に投射されて、ノルエピネフリンとアセチルコリンの放出が誘導され、これによりT細胞依存的なB細胞応答の際に、形質細胞の形成と抗体産生が促進されることを実証している。この研究は、脳が昔から知られている神経内分泌経路に加えて、直接的な神経接続を介するやり方でも適応免疫を制御できることを示している。

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