Nature ハイライト

胚形成:受精後のゲノム構造の動的変化

Nature 580, 7801

今回E Heardたちは、受精後と初期発生中のマウスで、3Dゲノム構造と遺伝子発現がどのように変化するかを調べている。まず、両親のどちらかに応じた特異性を示し転写の抑制に関連しているクロマチン構造領域が見つかった。次いで、ゲノム構築の第二波の間に、活性なクロマチンと関連のある新しいTAD(topological-associated domain)が、両親のどちらかに応じた特異性なしに生じることが分かった。著者たちはまた、X染色体不活性化の際のTADと遺伝子発現との関連を調べ、父系X染色体上の遺伝子が発現抑制されるにつれ、不活性化を免れた領域以外でTADが失われることを明らかにした。

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