目次

Editorials

NIHが全米子ども調査の方法を変更するのは正しいが、調査対象地域の限定は調査の意義を大きく損なうことになるので考え直すべきだ。

p.279

doi: 10.1038/485279a

独立した科学諮問機関の専門家たちは、政治や産業界の圧力から守られるのと同様に、過剰で不公正な個人攻撃からも守られなければならない。

p.279

doi: 10.1038/485279b

英国の名誉毀損法が改正される見通しで、科学者からの冷静な批判の威力が示された。

Honest opinions p.280

doi: 10.1038/485280a

News

全米子ども調査の規模縮小を図る案には、マイナス面も。

p.287

doi: 10.1038/485287a

ガンマ線バーストは、初期宇宙の解明の重要な手がかりに。

Messages from the early Universe p.290

doi: 10.1038/485290a

マラリアの拡大が懸念されるため、WHOが殺虫剤耐性を持つ蚊の拡散防止へ。

p.293

doi: 10.1038/485293a

欧州食品安全機関(EFSA)に、利害関係の抵触問題で批判が。

p.294

doi: 10.1038/485294a

ロシアのプーチン政権が、学生の海外留学を支援する方針を。

p.295

doi: 10.1038/485295a

News Features

コヨーテの増加:新たな勝ち犬

p.296

人による環境変化にうまく適応する、コヨーテのしたたかさの秘密が明らかになってきた。

doi: 10.1038/485296a

再現研究:悪いコピー

p.298

注目を集めた心理学研究をめぐる論争をきっかけに、心理学者たちが研究の再現の問題に取り組み始めている。

doi: 10.1038/485298a

News & Views

惑星科学:火星の風に吹き飛ばされる飛砂

p.312

宇宙探査機からの高分解能の画像データによって、火星表面での砂の移動速度が予想よりずっと大きいことが明らかになった。この観測結果は、火星の表面は以前に考えられていたより活発な環境であることを示唆している。

doi: 10.1038/nature11193

原子物理学:電子脱出の時間分解測定

p.313

強力なレーザー場が働くと、トンネル効果によって電子が原子から脱出するようになる。こうした電子が第二のレーザー場に対して示す反応は、電子のトンネリングは複素数によって定義される時間に開始されるが、原子を離れるのは「実数の」時間であることを裏付けている。

doi: 10.1038/485313a

構造生物学:オピオイド系薬剤が受容体に結合する仕組み

p.314

モルヒネなどのオピオイド系薬剤が結合する受容体の結晶構造が明らかにされたことは、こうした薬剤で安全で依存性のないものの探索を後押しするだろう。

doi: 10.1038/485314a

神経科学:注目を集める脳制御型ロボット

p.317

麻痺患者での自発的な動作の回復は、神経インターフェイス研究がめざす目標の1つである。四肢麻痺患者が脳のシグナルによる制御装置を使ってロボットアームを伸ばし物体をつかめることが、今回明らかにされた。

doi: 10.1038/485317a

遺伝学:魚の頭と人間の病気

p.318

ゼブラフィッシュでは、ある単一の遺伝子の発現レベルが頭のサイズを決定しており、これはヒトで見られる自閉症や統合失調症のような神経疾患に関連する解剖学的特徴とそっくりである。

doi: 10.1038/485318a

地球科学:地球磁場を詳細に調べる

p.319

新たに行われた計算によって、液体鉄からなる地球核の電気抵抗は以前に考えられていたよりも低いことが示された。この結果は、地球の磁場を生じさせ、維持してきた機構についての再評価を促すものだ。

doi: 10.1038/485319a

Articles

構造生物学:アンタゴニストのモルフィナンと結合したμオピオイド受容体の結晶構造

Crystal structure of the μ-opioid receptor bound to a morphinan antagonist p.321

doi: 10.1038/nature10954

構造生物学:JDTicと複合体を形成したヒトκオピオイド受容体の構造

Structure of the human κ-opioid receptor in complex with JDTic p.327

doi: 10.1038/nature10939

医学:心臓の血管新生の不均衡は周産期心筋症につながる

Cardiac angiogenic imbalance leads to peripartum cardiomyopathy p.333

doi: 10.1038/nature11040

Letters

計測:トンネル障壁から電子が脱出する際の時間分解測定

Resolving the time when an electron exits a tunnelling barrier p.343

doi: 10.1038/nature11025

気候:黒色炭素と対流圏オゾンによって主に引き起こされる近年の北半球熱帯域の拡大

Recent Northern Hemisphere tropical expansion primarily driven by black carbon and tropospheric ozone p.350

doi: 10.1038/nature11097

地球:地球核が置かれている条件下での鉄の熱伝導率と電気伝導率

Thermal and electrical conductivity of iron at Earth's core conditions p.355

doi: 10.1038/nature11031

生態:落葉樹林への侵入種に見られる着葉期間の季節的拡張と秋季のニッチ

Extended leaf phenology and the autumn niche in deciduous forest invasions p.359

doi: 10.1038/nature11056

遺伝:KCTD13は16p11.2コピー数多型の鏡像関係にある神経解剖学的表現型の主要駆動因子である

KCTD13 is a major driver of mirrored neuroanatomical phenotypes of the 16p11.2 copy number variant p.363

doi: 10.1038/nature11091

医用工学:脳制御型の筋刺激による麻痺後の把持動作の回復

Restoration of grasp following paralysis through brain-controlled stimulation of muscles p.368

doi: 10.1038/nature10987

医用工学:神経で制御するロボットアームを使った四肢麻痺患者の到達把持動作

Reach and grasp by people with tetraplegia using a neurally controlled robotic arm p.372

doi: 10.1038/nature11076

遺伝:クロマチン相互作用の解析で見つかった哺乳類ゲノムのトポロジカルドメイン

Topological domains in mammalian genomes identified by analysis of chromatin interactions p.376

doi: 10.1038/nature11082

遺伝:X不活性化中心の調節領域の空間的分離

Spatial partitioning of the regulatory landscape of the X-inactivation centre p.381

doi: 10.1038/nature11049

発生:RNF12はREX1を分解の標的とすることによりX染色体の不活性化を開始する

RNF12 initiates X-chromosome inactivation by targeting REX1 for degradation p.386

doi: 10.1038/nature11070

生理:PPARγ–FGF1軸は適応的な脂肪リモデリングおよび代謝恒常性に必要である

A PPARγ-FGF1 axis is required for adaptive adipose remodelling and metabolic homeostasis p.391

doi: 10.1038/nature10998

構造生物学:ペプチド模倣薬と複合体を形成したノシセプチン/オルファニンFQ受容体の構造

Structure of the nociceptin/orphanin FQ receptor in complex with a peptide mimetic p.395

doi: 10.1038/nature11085

構造生物学:ナルトリンドールに結合したδオピオイド受容体の構造

Structure of the δ-opioid receptor bound to naltrindole p.400

doi: 10.1038/nature11111

「Journal home」に戻る

プライバシーマーク制度