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ポリマー–薬物複合体の治療学:進歩、洞察ならびに将来の展望

Nature Reviews Drug Discovery 18, 4 doi: 10.1038/s41573-018-0005-0

ポリマー–薬物複合体は、長い間、薬物送達分野の要となってきた。複数の複合体は、首尾よく臨床診療へと橋渡しされている。治療薬をポリエチレングリコールのようなポリマーキャリアに結合させることで、薬剤の可溶化の改善や循環時間の延長、免疫原性の減少、放出の制御、安全性の増大など、いくつかの利点がもたらされる。本総説では、ポリマー–タンパク質複合体やポリマー–小分子薬複合体、デンドリマー、ポリマーナノ粒子、多機能性システムを含むさまざまなクラスのポリマー–薬物複合体の開発における合理的な設計、物理化学的特徴、最近の進歩について考察する。また、ポリマー–薬物複合体の治療法の臨床への橋渡しを現在妨げている障害と将来の展望についても述べる。

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