Research press release

風、雲、雨に刻み込まれた海洋の渦

Nature Geoscience

Ocean eddy imprint on wind, clouds and rain

南洋の渦は、その上の大気の状態を変化させることが示された。この発見は海洋と大気の小規模な相互作用が大規模な大気力学に影響を及ぼしていることを示唆している。

人工衛星データを用いて、Ivy Frenger等は南洋の60万個以上の個々の渦に関連した大気の状態を検証した。彼らは、海洋の渦が、海水面近くの風や雲の性質、および降雨を変化させることを見つけた。サイクロンの渦の場合は、著者等は海水面近くの風が弱くなり雲が減少して降雨も減少すると述べている。

Southern ocean eddies alter conditions in the overlying atmosphere, reports a paper published online this week in Nature Geoscience. The findings suggest that small-scale air-sea interactions influence large-scale atmospheric dynamics.

Using satellite data, Ivy Frenger and colleagues examined the atmospheric conditions associated with over 600,000 individual eddies in the Southern Ocean. They find that ocean eddies alter near-surface winds, cloud properties and rainfall. In the case of cyclonic eddies, the authors observed a weakening of near-surface winds and a reduction in cloud cover and rainfall.

doi: 10.1038/ngeo1863

「注目のハイライト」は、ネイチャー広報部門が報道関係者向けに作成したプレスリリースを翻訳したものです。より正確かつ詳細な情報が必要な場合には、必ず原著論文をご覧ください。

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