Brief Communication

細胞分解能でハイプレックスタンパク質と全トランスクリプトームの同時マッピングを行う空間CITE-seq

Nature Biotechnology 41, 10 doi: 10.1038/s41587-023-01676-0

本研究では、CITE(co-indexing of transcriptomes and epitopes)を空間解析に拡張し、ハイプレックスタンパク質と全トランスクリプトームの同時マッピングを実証した。空間解析にCITE塩基配列解読を応用し、複数のマウス組織タイプの189のタンパク質と全トランスクリプトームをプロファイリングした。また、さらにこの方法でヒト組織の273のタンパク質とトランスクリプトームを測定し、扁桃腺の各々の位置での胚中心反応と、新型コロナウイルス感染症mRNAワクチン注射部位の皮膚における初期の免疫活性化を明らかにした。

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