Brief Communication

祖先配列の再構築によってタンパク質薬の薬剤特性を改善する

Nature Biotechnology 35, 1 doi: 10.1038/nbt.3677

タンパク質の薬剤特性の最適化は、合理的設計もしくは定向進化、またはその両方によって行われることが一般的である。今回我々は、祖先配列の再構築に基づく新しい方法を試験した。我々は、凝固因子VIIIの入手可能なゲノム塩基配列データおよび分子進化推測モデルを用いて、活性、安定性、および生合成能が高く、抗薬物抗体による阻害が抑制されたタンパク質多様体を設計した。基本的にこの方法は、遺伝子の保存配列に基づいて設計される任意のタンパク質薬に応用可能である。

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