神経科学:標的を絞った脳深部刺激が脊髄損傷後の歩行を改善する
Neuroscience: Targeted deep brain stimulation enhances walking after spinal cord injury
doi: 10.1038/s41591-024-03306-x
髄膜炎菌(Neisseria meningitidis)感染の成立後に菌が血液に移行すると、髄膜炎と敗血症性ショックが起こり致命的となることがある。この菌が血管に接着し、さらに定着する際に利用する宿主細胞受容体については、まだ分かっていなかった。今回S C Bernardたちは、CD147が髄膜炎菌のヒト血管への接着と定着に関わる内皮細胞受容体であることを明らかにしている。表紙は、マウスに移植したヒト皮膚の血管(基底層のコラーゲンIVは緑、アクチンは青)に定着した髄膜炎菌(ピンク)である。
doi: 10.1038/s41591-024-03306-x
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