World View
ジェンダーギャップに取り組む東京大学
東京大学の正教授の約90%、准教授の83%、そして学部生の77%が男性である。 Credit: Pannipa Tansout/iStock/Getty
2024年に私は、同僚と共に東京大学のキャンパスのあちらこちらに挑発的なポスターを掲示した。それを見て喜ぶ者と戸惑う者が教職員の中にも学生の中にもいた。このポスターの中央に「質問」を意味する「Q」という文字を大きく描き、ポスターを見る側に「東京大学に、なぜ女性が非常に少ないのか」という問いを投げ掛けた。
全文を読むには購読する必要があります。既に購読されている方は下記よりログインしてください。
本サービスでは、サイトご利用時の利便性を向上させるためにCookiesを使用しています。詳しくは、シュプリンガーネイチャー・ジャパン株式会社の「プライバシー規約」をご覧下さい。
翻訳:菊川要
Nature ダイジェスト Vol. 22 No. 5
DOI: 10.1038/ndigest.2025.250507
原文
‘Male-dominated campuses belong to the past’: the University of Tokyo tackles the gender gap- Nature (2025-02-13) | DOI: 10.1038/d41586-025-00403-w
- 林 香里(はやし・かおり)
- 東京大学理事・副学長
関連記事
2025年5月号
2025年5月号
2025年5月号
2025年5月号
2025年5月号
Advertisement