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SARS-CoV-2感染で得た免疫は「1〜2年しか続かない」と予測結果
マスク着用やワクチン接種などの防護策を講じない場合、初感染から17カ月後には再感染のリスクが50%に達すると、ウイルスの進化的関係に基づく推定方法により予測された。
COVID回復後のワクチン接種がもたらす「スーパー免疫」の謎
COVID-19から回復した人はその後のワクチン接種で、感染経験のない人に比べて強力な免疫を獲得することが分かってきた。これは、パンデミックを巡る大きな謎の1つとなっている。
未来の博士たちによる3分間の熱闘!
博士課程の学生が、自身の研究の魅力を3分で伝える「未来博士3分間コンペティション2021」が11月3日に開催された。
東京栄養サミット2021で「日本の栄養」を世界へ!
第二次世界大戦終戦前後まで、日本を悩ませた問題は「栄養の欠乏」だった。ところが、その問題は1960年代ごろから「栄養の過剰」へと急速に変化する。中村丁次氏は、この両極端な問題を解決して健康寿命の延伸を成し遂げるべく、日本で最初の栄養相談室を開設し、健康な食事を研究、指導してきた。日本の経験は、世界の栄養不良問題の解決に役立つはずだ。そう考えた中村氏は、東京栄養サミット2021に先立ち、日本の経験を科学的見地からまとめた『ジャパン・ニュートリション』を出版した。
世間の目にさらされたCOVID研究者を守れ
COVID-19パンデミックの際に忌憚なく意見を述べた研究者たちが、ハラスメントに直面している。所属機関は、こうした研究者を支援する施策の充実を図らなければならない。
María Fernanda Cerdá
María Fernanda Cerdáは、共和国大学(ウルグアイ・モンテビデオ)の化学者。
食料システム:飢餓を終わらせ、地球を守るための7つの優先課題
世界の人々の栄養状態を改善し、環境を保護するために、国連は科学技術をどのように活用すべきか? 国連食料システムサミット2021の科学グループの委員長らによる寄稿。