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タンパク質ワクチンがCOVID-19のパンデミックを収束させるか?
ノババックス社をはじめとするバイオテクノロジー企業が開発したタンパク質ワクチンが、間もなく登場する。多くの長所があると科学者たちは言う。
抗うつ薬フルボキサミンがCOVID-19による死亡リスクを低下させる
安価で広く使われている抗うつ薬が、軽症COVID-19患者の重症化を防ぐのに有効であることが明らかになった。
スキルス胃がんの全ゲノム解析で見えた治療標的
スキルス胃がんは進行が早く、発見されたときには手遅れのことが多い。それ故、研究用の検体を得るのが難しく、治療法の開発も遅れていた。今回、患者の腹水に含まれる細胞を用いることで、スキルス胃がんの網羅的ゲノム解析が初めて行われ、治療標的を見つけることに成功した。研究を行った国立がん研究センター研究所の間野博行所長と佐々木博己研究員に話を聞いた。
Brother Guy Consolmagno
Brother Guy Consolmagnoは、バチカン天文台長、バチカン天文台財団理事長。
科学者は気候変動COPへの関与を続けなければならない
英国グラスゴーで開催されたCOP26で、主催者側が交渉の場に研究者を同席させなかった。ゼロカーボンの実現には、自然科学と社会科学の溝を埋める必要がある。