アジア新興勢力の研究開発投資
香港、マレーシア、シンガポール、韓国、台湾は、成長のためのエンジンとして研究開発に多額の投資をしている。
拡大するYMGERMAN/ISTOCK / GETTY IMAGES PLUS/GETTY
Nature ダイジェスト Vol. 15 No. 9 | doi : 10.1038/ndigest.2018.180920
原文:Nature (2018-06-27) | doi: 10.1038/d41586-018-05505-2 | Science in East Asia — by the numbers
研究開発費の対GDP(国内総生産)比率が最も大きい国(地域)は、一体どこだろう? 答えは、意外に思うかもしれないが韓国だ。韓国は、GDPの4.24%もの金額を科学技術に投じている。そのすぐ後にイスラエルが続き、欧州の多くの国々や米国に大きく水をあけている。台湾の研究開発投資額も大きく、2016年には対GDP比で科学大国、日本を抜き去った。