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2019年12月号

News: 低・中所得国での耐性菌増加と食肉需要に関連

食肉生産が急増する開発途上国が薬剤耐性菌のホットスポットに。

2019年9月号

Japanese Author: 全ての人に安全な水を

水道水のように容易に手に入る、安価で安全な水は、感染症を防ぎ、子どもに学校に行く機会を与え、生活の向上や女性の社会進出につながる。国連機関でもこの50年、いろいろ取り組んできた。その1つが2000年に採択されたミレニアム開発目標(MDGs)7C「2015年までに、安全な飲料水と基礎的な衛生設備を継続的に利用できない人々の割合を半減させる」だ。この目標はMDGsの中でもいち早く達成された。今回、(株)TECインターナショナルの福田紫瑞紀さん、沖大幹・東京大学教授/国際連合大学上級副学長、乃田啓吾・岐阜大学助教が、水目標達成の背景を明らかにし、Nature Sustainability 5月号に発表した1。水問題だけでなく、今後の持続可能な開発目標(SDGs)など国際開発目標に取り組む上でも、非常に興味深い論文である。

Editorial: 国際疾病分類に伝統医学を組み入れることへの懸念

世界保健機関(WHO)は、国際疾病分類の第11回改訂版(ICD-11)に伝統中国医学を組み入れる決定を下した。これが思わぬ事態を招くのではないかと危惧されている。

2019年7月号

News: 中国にフロンの違法排出源

近年急増しているフロンの1種「CFC-11」の排出源は、中国北東部の工場とみられる。

2019年3月号

News: 世界初、月の裏側で調査する中国の探査機

中国の月探査機「嫦娥4号」が2019年1月3日、人類初の月の裏側への軟着陸を成功させた。この計画は、月の裏側の重要領域の調査、月の裏側からの電波天文学観測、初めての月面での植物成長実験など、いくつもの野心的な試みを行うものだ。

Editorial: CRISPRベビー誕生と科学コミュニティーに求められる対応

遺伝子編集技術を受精卵に施し、それを母胎に移植して双子の女児を誕生させたという中国人研究者の主張に対して、科学コミュニティーの行動が強く求められる。それにふさわしい第一歩が、研究登録制度の新設だと考える。

2019年2月号

News: ゲノム編集ベビー誕生の報告に非難殺到

中国の研究者がゲノム編集ベビーを誕生させたことを発表し、倫理的問題を巡る議論が巻き起こっている。

2018年11月号

News: 次なる「緑の革命」作物の育種

1960年代に「緑の革命」を起こした作物は、高収量だが窒素吸収能が低いために窒素肥料使用量が増加し、環境へ悪影響を及ぼしていた。今回、この「緑の革命」作物の育種によって、高収量を維持しつつ、窒素吸収能の改善に成功したことが報告された。

2018年10月号

News: 中国の大規模出生コホート研究から多くの成果

研究開始からまだ日は浅いが、公衆衛生に関して早くも重大な知見をもたらしていて、マイクロバイオーム研究も進められている。

2018年9月号

News Feature: アジア新興勢力の研究開発投資

香港、マレーシア、シンガポール、韓国、台湾は、成長のためのエンジンとして研究開発に多額の投資をしている。

2018年4月号

News: 中国が最大の論文発表国に躍進

米国立科学財団の報告書によると、各国の論文発表数の競争は激化しているものの、米国が世界の科学をリードしていることに変わりはないという。

News: クローンサルの作出に初めて成功

遺伝的に同一の動物がいれば、ヒトの疾患モデルが改良される可能性がある。その一方で、ヒトのクローン作出についての懸念が高まっている。

2018年2月号

News: 中国が中国伝統医学の規制を緩和

中国伝統医学で用いられる薬について、臨床試験なしで承認する計画を表明した中国政府に対し、科学者たちは、人々を危険にさらす恐れがあると危惧している。

2017年8月号

News: 新疆でDNA情報収集を加速させる中国

新疆ウイグル自治区の公安庁がDNAシーケンサーを多数購入したことが分かった。中国政府の思惑をめぐり臆測が飛び交っている。

2016年10月号

News: 量子インターネットへの大きな一歩

量子暗号で保護された通信網を構築できる人工衛星が世界各国で計画される中、世界初となる量子科学実験衛星を中国が打ち上げた。

News: 初のCRISPR臨床試験は中国のチーム

中国の研究チームが、肺がん患者での遺伝子編集細胞試験の実施を承認された。

News Feature: 忘れられた大陸

中国で発見された化石人骨が、現生人類とその近縁種の進化をめぐる通説に挑戦状を叩きつける。

2016年6月号

News: 科学研究に一層力を入れる中国

中国で新たな5カ年計画が採択され、科学技術重視の姿勢がより鮮明になった。中国で2020年までに成長が見込まれる分野は、海洋学、脳科学、幹細胞研究だ。

News Feature: ナノスケールの虹が世界を変える

あらゆる色の蛍光を発するウイルスサイズの粒子が、テレビのディスプレイからがん治療まで、広範な応用分野に革命を起こそうとしている。

2016年1月号

News: ゲノム編集ブタ、ペット販売へ

中国BGIがゲノム編集で作出した研究用の「マイクロブタ」が、ペットとして発売されることになった。

2013年7月号

News: 過少報告されていた中国遠洋漁船団の漁獲量

中国の遠洋漁船による乱獲が、西アフリカの人々の生活と生態系を脅かしている。しかも中国が国際機関へ報告している漁獲量は、実際の10分の1以下という驚くべき研究が発表された。

2012年9月号

Editorial: 科学論文オープンアクセス化に伴うコスト

研究成果のオープンアクセス化という世界的な流れがある。しかし、誰がその費用を負担し、何が適正な費用で、誰に対して何を提供するのか、という点を明確にしなければならない。

2012年7月号

Editorial: 中国における幹細胞治療の危うさ

Natureの調査で、中国における未承認幹細胞治療の市場規模が明らかになった。誇大な宣伝や非現実的な文句が氾濫し、幹細胞治療の真の将来性が損なわれる懸念がある。

2012年1月号

News Feature: 影響が懸念されるメコン川のダム建設

メコン川の主流に複数のダムを建設する計画が進められており、流域の環境に大きな影響を及ぼすことが懸念されている。科学者たちは、環境影響評価が終わるまで、建設を延期するよう望んでいる。

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Nature ダイジェスト Online edition: ISSN 2424-0702 Print edition: ISSN 2189-7778

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