Nature ハイライト

神経免疫学:脳卒中からの回復における制御性T細胞の役割

Nature 565, 7738

吉村昭彦(慶應義塾大学)たちは今回、虚血性脳卒中のマウスモデルで回復期における制御性T(Treg)細胞の役割を調べた。彼らは、活性化Treg細胞がケモカインであるCCL1およびCCL20に応答して、損傷を受けた脳に浸潤する機構を説明している。このようなTreg細胞は、アンフィレギュリンを分泌し、これがアストロサイトの過剰活性化を抑制し、神経の損傷を低減する。

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