Nature ハイライト

微生物群集:永久凍土由来の微生物ゲノムの復元

Nature 560, 7716

地球温暖化によって、永久凍土の地表近くに隔離されている大量の炭素が、微生物による分解に使われるようになりつつある。しかし、泥炭地の生態系に含まれる微生物群集の組成はほとんど分かっていないため、永久凍土融解の結果を予測することは難しい。今回B Woodcroftたちはメタゲノムのアセンブリーによって復元した1529個の微生物ゲノムについて詳細な解析を行い、多糖から強力な温室効果ガスであるメタンまでの嫌気性炭素代謝を群集全体で行った場合に予想される能力について考察している。今回の研究は特定の微生物系統と地球気候モデルの間のつながりを解明したもので、これによって気候変動がこのような系に及ぼす影響を予測することができる。

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