Nature ハイライト

天文学:銀河の周りにある塊状の異方的なガス

Nature 554, 7693

星形成銀河は、星や超新星で生成された「金属」に富むガスのハローによって囲まれている。こうしたハローは、少なくとも100キロパーセクにわたり広がっているが、ガスの構造はあまり絞り込まれていない。今回S Lopezたちは、背景光源として明るい重力レンズアークを使い、赤方偏移0.98にある銀河内のMg IIイオンの吸収線を調べた。その結果、銀河からの距離が増大するにつれて吸収強度が減少し、従来の研究の限定的な結果とよく一致することが見いだされた。しかし、彼らは、ガスが等方的に分布していないことと、ガス速度が広い領域でほとんど変わらないことも見いだしている。

2018年2月22日号の Nature ハイライト

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