Nature ハイライト

神経科学:摂食行動に影響を及ぼすコリン作動性シグナル伝達

Nature 538, 7624

摂食行動の神経制御の研究では、これまで大部分の研究が視床下部のカノニカルな回路に焦点を合わせてきた。しかし今回、B Arenkielたちは、アセチルコリンシグナル伝達ネットワークの体重恒常性調節における役割を検討した。その結果、前脳基底部のコリン作動性ニューロンの活動上昇は食物消費を減少させるが、このシグナル伝達を障害すると食物摂取が増加することが分かった。こうした摂食行動への影響は、視床下部標的の下流部を介しており、コリン作動性シグナル伝達と視床下部の食物摂取制御とを結び付けている。

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