Nature ハイライト

地球ダイナミクス:2011年東北沖地震を理解する

Nature 514, 7520

2011年4月11日、震源近くの海域で行われた海底GPS観測の様子。
2011年4月11日、震源近くの海域で行われた海底GPS観測の様子。 | 拡大する

Credit: M. Kido

今回、2011年東北沖地震後の余効すべりの見積もりが見直されている。T Sunたちは、地震直後に行われた海底GPS観測に基づいて、短期の地震後変動においても、一般的に考えられているような断層上の弾性的余効すべりではなく、粘弾性緩和の方が主要な役割を果たしていることを示す明確な証拠を得た。弾性的な地球を想定している誤ったモデルでは、破壊域深部側の余効すべりがかなり過大評価され、浅部側の余効すべりは過小評価されると、著者たちは結論付けている。

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