Nature ハイライト

植物科学:植物での気孔形成の制御

Nature 513, 7517

大気中のCO2レベルの継続的な上昇は、植物の葉にある気孔の形成を全球的規模で抑制している。このことは、農業用の水の欠乏と合わさって、植物の炭素同化、熱ストレス、水利用効率に大きく影響する可能性がある。植物の葉でのガス交換調節に使われている気孔の形成はCO2によって制御されている。J Schroederたちはこの制御に関わっている遺伝子や機構について調べ、この制御機構の枠組みを明らかにした。それによれば、CO2レベルが高い際には、細胞外シグナル伝達とカルボニックアンヒドラーゼ(炭酸デヒドラターゼ)がCRSPと呼ばれるこれまで知られていなかったプロテアーゼとプロペプチドEPF2を調節し、これが気孔の形成を抑制する。

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