Nature ハイライト

宇宙:対になったブラックホール

Nature 477, 7365

対になったブラックホール
対になったブラックホール | 拡大する

Credit: X-ray: NASA/CXC/SAO/G.Fabbiano et al; Optical: NASA/STScI

互いの間の距離が銀河の直径よりも短い大質量ブラックホールまたはクエーサーの対は、銀河の形成と成長のほとんどのモデルで予想されているが、見つかった例はわずかしかない。今回チャンドラX線観測衛星の画像から、ほぼ130パーセク、つまり約430光年しか離れていない活動的なブラックホール対が近傍の渦巻銀河NGC 3393中で見つかった。この銀河の規則的な渦巻形態と、銀河核近傍の星の大部分が古い種族であること、そしてバルジに埋もれたブラックホールどうしが近接していることは、これらが小規模の合体現象によって生じたことを示唆している。

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