Nature ハイライト

免疫学:マクロファージの重要な免疫代謝調節因子LACC1

Nature 609, 7926

Z Weiたちは今回、ネズミチフス菌(Salmonella enterica Typhimurium)を感染させたマクロファージにおいて、酵素LACC1(laccase domain-containing 1)が、L-シトルリンをL-オルニチン(L-Orn)とイソシアン酸(HNCO)に変換するイソシアン酸シンターゼであり、炎症促進性のNOS2シグナル伝達とその後の抗炎症性・抗菌性のポリアミンシグナル伝達とを橋渡しする分子として働くことを見いだしている。

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