目次

Editorials

地球サミット(リオ+20)は全くの無駄だったわけではなく、これを持続可能な未来への新たな出発点にすべきだ。

p.439

doi: 10.1038/486439b

科学論文のオープンアクセス化は世界的な流れだが、それに不可欠なコストを賄うためには、仕組みや戦略を変えていく必要がある。

Openness costs p.439

doi: 10.1038/486439a

家畜への抗生物質投与を規制しなければ、人間への深刻な影響が出るだろう。

p.440

doi: 10.1038/486440a

News

リオ+20は、世界の貧困格差が大きな壁となり、不満足な結果に。

p.447

doi: 10.1038/486447a

H5N1鳥インフルエンザウイルスの研究の再開で、リスクへの懸念も。

p.449

doi: 10.1038/486449a

米ノースカロライナ州で、急激な海面上昇の調査研究が政治問題に。

p.450

doi: 10.1038/486450a

メキシコ大統領選の有力候補者たちが、競い合って科学予算増の公約を。

p.452

doi: 10.1038/486452a

トランスジェニックブタの疾患モデルの規制が、厄介な問題に。

p.453

doi: 10.1038/486453a

News Features

インフルエンザ:H5N1に関する5つの疑問

p.456

強毒性の鳥インフルエンザがヒトにパンデミックを起こす可能性が明確になり、さらなる疑問点への取り組みが緊急の課題となっている。

doi: 10.1038/486456a

系統発生:進化の書き換え

p.460

マイクロRNAと呼ばれる小さい分子が、これまで考えられてきた動物の系統樹を揺るがしている。

doi: 10.1038/486460a

News & Views

太陽物理学:コロナの中の渦巻き

p.476

NASAが打ち上げた太陽観測衛星Solar Dynamics Observatoryの観測データを使って、太陽表面からコロナへとエネルギーを輸送しうる導路の特徴が明らかになった。

doi: 10.1038/486476a

老化:幹細胞のための健康的な食事制限

p.477

摂取カロリーを低く抑えることで老化が遅くなる仕組みが解明されれば、老化に関連した疾病の治療法が大きく変わると考えられる。こうした治療に重要と思われることの1つは、幹細胞が存在する局所環境の強化である。

doi: 10.1038/486477a

有機化学:離れたC–H結合を活性化する

p.478

化学基がベンゼン環に結合する位置を制御するのは、材料や医薬品の合成にとってきわめて重要である。本来ならば近づくのが不可能な位置を標的とする反応が考案され、こうした目標の達成が一歩近づいた。

doi: 10.1038/486478a

薬理学:非自己という錯覚

p.479

HIV感染の治療に使われる薬剤の1つは、免疫系のT細胞を活性化する一群の抗原を変化させることがあり、それによって自己のタンパク質に対する、命にかかわるような反応を引き起こす。

doi: 10.1038/486479a

神経科学:遺伝子とヒトの脳の進化

p.481

ヒトの進化の歴史の中で、いくつかの遺伝子が重複を起こした。こうした重複の1つにより生み出された遺伝子は、ヒトの脳を祖先の脳よりも大型で、適応力の高いものにするのを助けた可能性がある。

doi: 10.1038/nature11380

がん:意地悪な診断

p.482

薬剤抵抗性を付与するような変異を持つまれな腫瘍細胞は、標準的な検査法では見つからない可能性があるが、このような変異は患者の血液中では検出可能であることが、2つの研究から明らかになった。

doi: 10.1038/486482a

Articles

生態:消費者の探索空間の次元が栄養的相互作用の強度を高める

Dimensionality of consumer search space drives trophic interaction strengths p.485

doi: 10.1038/nature11131

細胞:パネート細胞ニッチのmTORC1は腸幹細胞機能をカロリー摂取に結びつける

mTORC1 in the Paneth cell niche couples intestinal stem-cell function to calorie intake p.490

doi: 10.1038/nature11163

遺伝:酵母のヌクレオソームの位置を塩基対レベルの分解能で示すマップ

A map of nucleosome positions in yeast at base-pair resolution p.496

doi: 10.1038/nature11142

Letters

宇宙:惑星であるうしかい座τ星b(τ Boötis b)の昼側で見られる軌道運動の特徴

The signature of orbital motion from the dayside of the planet τ Boötis b p.502

doi: 10.1038/nature11161

宇宙:太陽コロナにエネルギーを導く磁気トルネード

Magnetic tornadoes as energy channels into the solar corona p.505

doi: 10.1038/nature11202

計測:飛行中の単一エアロゾル粒子のフラクタル形態、画像化および質量分析

Fractal morphology, imaging and mass spectrometry of single aerosol particles in flight p.513

doi: 10.1038/nature11222

化学:エンドオン型テンプレートを利用した遠隔メタC–H結合の活性化

Activation of remote meta-C–H bonds assisted by an end-on template p.518

doi: 10.1038/nature11158

進化:初期の四肢類イクチオステガの四肢関節の三次元的な可動性

Three-dimensional limb joint mobility in the early tetrapod Ichthyostega p.523

doi: 10.1038/nature11124

遺伝:ボノボゲノムと、チンパンジーゲノムおよびヒトゲノムとの比較

The bonobo genome compared with the chimpanzee and human genomes p.527

doi: 10.1038/nature11128

医学:大腸がんにおけるKRAS変異とそれによって出現する抗EGFR治療に対する獲得耐性

Emergence of KRAS mutations and acquired resistance to anti-EGFR therapy in colorectal cancer p.532

doi: 10.1038/nature11156

医学:大腸がんでの分子標的薬によるEGFR遮断に対する獲得耐性の分子進化

The molecular evolution of acquired resistance to targeted EGFR blockade in colorectal cancers p.537

doi: 10.1038/nature11219

細胞:let-7とArgonauteによるマイクロRNA生合成の自己調節

Autoregulation of microRNA biogenesis by let-7 and Argonaute p.541

doi: 10.1038/nature11134

免疫:エフェクターCD8+ T細胞の遊走における一般化レヴィウォークとケモカインの役割

Generalized Lévy walks and the role of chemokines in migration of effector CD8+ T cells p.545

doi: 10.1038/nature11098

細胞:PPAR-γは脂肪組織Treg細胞の集積および表現型を促進する主要因子である

PPAR-γ is a major driver of the accumulation and phenotype of adipose tissue Treg cells p.549

doi: 10.1038/nature11132

免疫:薬剤によって修飾を受けたHLA-ペプチドレパートリーによって誘導される免疫自己反応性

Immune self-reactivity triggered by drug-modified HLA-peptide repertoire p.554

doi: 10.1038/nature11147

「Journal home」に戻る

プライバシーマーク制度