目次

Editorials

米国の科学を強くした大きな要因は外国からの研究者受け容れにあるが、米政府当局にはその点の理解が不足している。

In praise of immigration p.181

doi: 10.1038/427181a

仮説を立てて実験を計画し、実行、検証する自動化システム(ロボット科学者)の開発は、単調な作業を課せられがちな若手科学者の状況改善につながるだろう。

DonNULLt fear the Robot Scientist p.181

doi: 10.1038/427181b

News

月への有人飛行を盛り込んだ米国の新宇宙探査計画は、ロボット探査計画にも追い風に。

Robotic missions set to benefit as US takes aim at the Moon p.183

doi: 10.1038/427183a

米国で、安全保障にかかわる研究の調整役を全米科学財団(NSF)が務めるよう定めた情報権限賦与法に批判の声。

Intelligence law draws fire over NSF security project p.184

doi: 10.1038/427184b

SARS感染がすでに2001年に起こっていた可能性が、類似ウイルスの抗体検査で浮上。

Antibodies to SARS-like virus hint at repeated infections p.185

doi: 10.1038/427185a

これまで関心の低かったミトコンドリア遺伝子の異常による遺伝病の研究に、EUが着手。

Neglected diseases brought in from the cold p.186

doi: 10.1038/427186a

News Features

「テロとの戦い」により米国への外国人研究者の流入が制限されている間に、世界各国の科学力のバランスには変化が生じるのだろうか。各国から特派員が報告する。

米国のビザ制限:扉が1か所閉まると・・・ p.190

「テロとの戦い」により米国への外国人研究者の流入が制限されている間に、世界各国の科学力のバランスには変化が生じるのだろうか。各国から特派員が報告する。

doi: 10.1038/427190a

News & Views

免疫学:タンパク質を切ったり貼ったり

Protein surgery p.203

ヒトの腫瘍と免疫系に関する研究から、タンパク質の切断と貼りあわせで新しい種類のペプチドを作りだせることがわかった。このびっくりさせる発見は、プロテオミクスと免疫の両方に影響を及ぼしそうだ。highlights 参照。

doi: 10.1038/427203a

物性物理学:超固体ヘリウム

Supersolid helium p.204

超流体は抵抗なしに流れる。固体も充分低温になると同じような挙動を示すが、これはちょっと想像しがたい。しかし、量子力学的には可能である。ヘリウム4は最初に見つかった「超固体」の可能性がある。highlights 参照。

doi: 10.1038/427204a

古生物学:カンブリア紀の胚の化石

Lost children of the Cambrian p.205

地球上で動物が最初の全盛期を迎えたのは、今からほぼ5億4千万年前から4億9千万年前にわたるカンブリア紀においてである。この時期のものと思われる胚の化石は、主要な動物種の起源に関する手がかりを与えてくれる。highlights 参照。

doi: 10.1038/427205a

天文学:スターメーカー

Star maker p.207

5百万年前に銀河の円盤中を通り抜けた球状の星の集団は、その軌跡中で新しい星の集団が形成される引き金となったと考えられている。

doi: 10.1038/427207b

地球科学:核の上の記録

Keeping score on the core p.207

地球の核とマントルの境界でおこっている出来事を徹底的に解明するのはものすごく難しい。最新の解析では、タングステン同位体比から核とマントルの間に相互作用がないと結論される証拠が得られた。letters, p.234 参照。

doi: 10.1038/427207a

親戚の遺伝学

p.208

チンパンジーのゲノムのデータは、個々の遺伝子にかかる選択がそれぞれ異なることを見出し、ヒトの起源を説明するには正常に起こる範囲の小進化の過程だけで充分であるかどうかを判定するのに役立ってくれる。

doi: 10.1038/fake180

進化生物学:親戚の遺伝学

Our relative genetics p.208

チンパンジーのゲノムのデータは、個々の遺伝子にかかる選択がそれぞれ異なることを見出し、ヒトの起源を説明するには正常に起こる範囲の小進化の過程だけで充分であるかどうかを判定するのに役立ってくれる。

doi: 10.1038/427208a

Article

構造生物学:基質の二量体化がシグナル識別粒子とその受容体を活性化する

Substrate twinning activates the signal recognition particle and its receptor p.215

doi: 10.1038/nature02250

Letters

宇宙:伴星からのガスを降着している中性子星からの超相対論的なアウトフロー

An ultra-relativistic outflow from a neutron star accreting gas from a companion p.222

doi: 10.1038/nature02137

物性:ヘリウム超固体(supersolid)相と思われる観測

Probable observation of a supersolid helium phase p.225

doi: 10.1038/nature02220

物性:MnSiの非フェルミ液体相における部分的秩序

Partial order in the non-Fermi-liquid phase of MnSi p.227

doi: 10.1038/nature02232

気候:間接的なエアロゾル効果により放射強制力が変化することを示す観測的証拠

Observational evidence of a change in radiative forcing due to the indirect aerosol effect p.231

doi: 10.1038/nature02234

地球:マントルプリュームには地球の核からの寄与はないことを示すタングステン同位体の証拠

Tungsten isotope evidence that mantle plumes contain no contribution from the Earth's core p.234

doi: 10.1038/nature02221

進化:中国南部の湖南省にあるカンブリア紀中期および後期の地層から出土した胚化石

Fossil embryos from the Middle and Late Cambrian period of Hunan, south China p.237

doi: 10.1038/nature02215

生態:湖全体への炭素13添加により陸上から水中食物網への補給が明らかになった

Whole-lake carbon-13 additions reveal terrestrial support of aquatic food webs p.240

doi: 10.1038/nature02227

感知:感覚運動学習におけるベイズ予測

Bayesian integration in sensorimotor learning p.244

doi: 10.1038/nature02169

人工知能:「研究者ロボット」による機能的ゲノム仮説の構築と実験

Functional genomic hypothesis generation and experimentation by a robot scientist p.247

doi: 10.1038/nature02236

細胞:翻訳後タンパク質スプライシングによるヒト腎臓癌抗原の免疫認識

Immune recognition of a human renal cancer antigen through post-translational protein splicing p.252

doi: 10.1038/nature02240

細胞:Rasはエフェクタータンパク質IMPを介して分裂促進シグナル伝達複合体の集合を調節する

Ras regulates assembly of mitogenic signalling complexes through the effector protein IMP p.256

doi: 10.1038/nature02237

神経:カラシ油とカンナビノイドはTRPチャネルANKTM1を介して感覚神経繊維を興奮させる

Mustard oils and cannabinoids excite sensory nerve fibres through the TRP channel ANKTM1 p.260

doi: 10.1038/nature02282

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