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リサーチハイライト
大洪水と待望の湖水をもたらした 「空の川」、瞬発力で空に舞い上がった巨大翼竜、信号をやりとりするブロックでできた「生きた壁」、デジタル批評家が絵画と作者をマッチング、他(2021年12月2日〜12月23/30日号)
20年を経たBRICSは互恵的な科学協力から前へ進めるか
BRICS諸国は、20年前に発表された政策研究報告書をきっかけとして、互恵的な研究協力を推進しているが、欧米主導の政策決定への参加は認められていない。
COVIDワクチン接種者では後遺症の報告が少ない
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の罹患に伴う倦怠感やその他の健康問題が、COVIDワクチン接種者では、ワクチン非接種者に比べて起こりにくい可能性がある。
「キラー」免疫細胞はオミクロン株も認識する
SARS-CoV-2の新たな変異株の出現で、抗体による防御効果の低下が懸念されている。そうした中、ウイルス感染細胞を殺傷する「T細胞」にもっと注目すべきだという意見がある。
COVIDワクチンは妊娠中の人と胎児を守る
妊娠した人がSARS-CoV-2に感染すると、重症化するリスクが高い。それを裏付ける証拠があるにもかかわらず、ワクチン接種をためらう人は多い。
2022年日本国際賞は、RNAワクチンを可能にした2氏と、気候変動を炙り出した科学者に
国際科学技術財団は2022年1月25日、ジャパンプライズ(日本国際賞)の受賞者を発表した。
Carla Daniel
Carla Danielは、西インド諸島大学を拠点とするバルバドス・ウミガメプロジェクトの現場責任者。
COVID-19流行初期の潜在的感染伝播の再構築
将来のパンデミックにうまく対応するには、SARS-CoV-2ウイルスがいかにしてこれほど急速に拡散したかを理解する必要がある。2020年初頭の監視活動では検出されなかった潜在的感染が、感染伝播についての1つのモデルから明らかになった。
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力を結集してSDGsに挑む
「持続可能な開発目標(SDGs)」が人々に示す方向性とは何か。誰一人取り残さないというSDGsの原則の下、多様な人々との協創はどうすれば可能なのか。東京大学の藤井輝夫(ふじい・てるお)総長と、シュプリンガー・ネイチャーのSDGプログラム長であるエド・ガーストナー(Ed Gerstner)が、共同イベントの開催を前に、お互いの組織の取り組みについて語り合った。
パンデミックから2年:私たちの取り組み
信頼性のある最新の知見を迅速に伝え、パンデミックに対する人々の理解をサポートすること。ネイチャー・ポートフォリオはその責務を果たすために、この2年間、SARS-CoV2およびCOVID-19関連の研究論文の出版に総力を挙げて取り組んでまいりました。しかしこれは、査読者の方々のご協力なしには実現し得ないことでした。