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ニホンアナグマの駆除に懸念
日本の固有種であるニホンアナグマの個体群は、捕獲・駆除によって消滅の恐れがある。
TOOLBOX: オンライン共同執筆ツール
ブラウザベースの共同執筆ツールの登場で、論文の執筆と出版の方法が大きく変わりつつある。
食虫植物の進化がゲノム解読から明らかに
植物なのに虫を捕らえて食べる「食虫植物」。この不思議な生き物は、一体どのように進化してきたのだろう。このほど、長谷部光泰・自然科学研究機構基礎生物学研究所教授と、当時大学院生として長谷部研に所属していた福島健児さん(現 コロラド大学研究員)らは、食虫植物フクロユキノシタのゲノム配列を明らかにし、さらに捕らえた虫を分解する消化酵素の進化について解明して、Nature Ecology & Evolution 3月号に発表した。食虫植物の進化の謎解きに挑むお二人に聞いた。