Nature ダイジェスト

ヒト遺伝子のヒット・ランキング

2018年2月号 (Vol.15 No.2)

「会話のきっかけとして使える遺伝子は何だろう?」。あるバイオインフォマティシャンが好奇心から、生物医学文献データベースPubMedを調べ、ヒト遺伝子2万7000個のうち「最もよく研究されている遺伝子」のランキングを作ってみたところ、分子生物学の黎明期からの変遷や注目される遺伝子の特徴が浮かび上がってきた。PubMedには、生物の遺伝子に関する論文が120万本以上が登録されている。

今月号の目次

バックナンバー

特別公開記事

Editorial: 化学構造を楽にきちんと描けるツール

NatureとNature関連誌は、化学構造式の描き方の手引きとテンプレートを公開した。

Japanese Author: 後肢発生研究で見えてきた、胴の長さの進化

地球上には、さまざまな胴の長さの脊椎動物がいる。最も短いものの代表例はカエルで、背骨の数は8つほど。最長はニシキヘビ(ヘビ亜目)などで、背骨は200以上あるという。名古屋大学大学院理学研究科の鈴木孝幸講師、黒岩厚教授らは、長年、後ろ足がいつ、どこに、どのような遺伝子の働きで作られるかを調べてきた。このほど、後ろ足を含む体の後方部分の構造を作る場所が、ただ1つの遺伝子で決定されることを突き止め、この遺伝子の発現タイミングが、後ろ足の位置、つまり胴の長さの多様性を生み出していることを見いだした。

News: 論文中の塩基配列の誤りを探し出すツール

研究論文を精査して塩基配列の誤りを発見するオンラインソフトウエアが開発された。このプログラムを使って60編以上の論文で不適切な塩基配列が発見されたが、そのほとんどはがんに関する論文だった。

その他の特別公開記事

研究に役立つデジタルツール TOOLBOX

「わずかな数のソフトウエアを理解するだけで、研究者の日常生活は効率の良いものになります」。これは、Nature が新コーナー「TOOLBOX」の連載開始を告知した社説の一文です。このコーナーでは、データの解析や可視化、ファイル共有、共同執筆、文献の検索・管理など、仕事の効率化に役立つとコミュニティーで評判のデジタルツールをご紹介します。

科学者のためのメッセージングアプリ活用法

人気のビジネス用メッセージングアプリ「Slack」は研究室でどのように活用できるだろう。

活用事例・取り組み

Nature Video を授業の教材として活用されている事例をご紹介いたします。この教材で使用されているビデオの関連記事はNature ダイジェスト に掲載されています。詳しく解説されていますので、教員の皆さまの活用事例としてだけでなく、高校生、大学生、大学院生の皆さまが背景を理解するのにも役立ちます。この教材で背景をつかんだ上でNature ダイジェストをご覧いただきますと、科学をさらに深く楽しんでいただけます。

光合成から物質合成を、葉の形から環境変化を学ぶ

Nature ダイジェスト Vol. 14 No. 10 | doi : 10.1038/ndigest.2017.171011

Nature ダイジェスト は、高校の授業や、科学振興プログラムの教材としても取り入れられています。活用の様子や、Nature ダイジェスト の記事を学生目線で語った座談会などをご紹介します。未来の研究者育成のヒントとなるコンテンツを掲載しています。

サイエンス・エンジェル座談会「イモムシには腸内細菌がいない?」

本コンテンツは、それぞれ専門分野の異なる東北大学サイエンス・エンジェルの皆さんが、Nature ダイジェスト を読んで感じたことや疑問に思ったこと、結果の重要性などを自由に話し合う場です。第1回目の今回は「イモムシには腸内細菌がいない?」について議論していただきました。

1年を振り返って

各号の中から特に印象深かった記事を紹介します。オンライン版Nature ダイジェスト 購読者の皆様は、全てのHTML記事(2011年〜)にアクセスいただけます。特別公開記事は、購読されていない方でもご覧いただけますが、ご登録(無料)が必要です。

2017年

2017年は革新的な報告に富んだ1年でした。人工知能(AI)研究では、アルゴリズムを訓練することで皮膚がんを専門医と同程度の精度で識別できること(5月号)や、人間からの情報提供なしに囲碁を独習できるAI(12月号)が報告されました…

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Nature ダイジェスト Online edition: ISSN 2424-0702 Print edition: ISSN 2189-7778

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