Nature ハイライト

Cover Story:特集:科学の共有:社会と研究者が協働するとき

Nature 562, 7725

表紙の写真は、ミケア族の口述歴史家Remisy(左)がマダガスカルのトリアラ大学の歴史家Tsiazonera(右)と、マダガスカルのNamonte盆地のある共同社会の歴史について意見を交わしている様子である。こうした統合的な試みは、研究の結果によって影響を受けることになる人々がそうした研究の計画や推進段階から関与するという、研究の協働(co-production)の特徴である。こうした協働は、利害関係者、科学者、社会が変化をもたらすために協力して研究を進めることで、科学を取り巻く状況を一変させつつある。今週号の特集では、研究の協働の見込みと落とし穴について検討し、指針およびケーススタディーを示すとともに、こうした研究文化の変化によってどのように科学がより有意義で役立つものになり得るかに関するいくつかの個人的見解を紹介する。(Introduction

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