Nature ハイライト

古生物学:哺乳類系統の初期の分岐

Nature 514, 7524

真ハラミヤ目に属するジュラ紀の樹上性哺乳類の新種<i>Xianshou songae</i>(想像図)。
真ハラミヤ目に属するジュラ紀の樹上性哺乳類の新種Xianshou songae(想像図)。 | 拡大する

Credit: Zhao Chuang

ハラミヤ類は、最近まで歯の化石だけから存在が考えられていた極めて古い化石哺乳類であり、大いに繁栄した後絶滅した齧歯類様の多丘歯類に近縁だと考えられてきた。その後、頭蓋や骨格が発見されたが系統に関する混乱を深めただけで、多丘歯類と近縁だとする説、あるいはそうした類縁関係に疑問を投げ掛ける説などが入り乱れている。今回J Mengたちは、中国のジュラ紀層で見つかった新たなハラミヤ類3種について報告し、これらが多丘歯類と近縁なことを裏付けた。また、現存する哺乳類群同士の最初の分岐(一方は単孔類、もう一方は有袋類と有胎盤類)が極めて古く、三畳紀にまでさかのぼることも明らかにした。

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