Nature ハイライト

構造生物学:高分解能低温電子線トモグラフィーによるファージの観察

Nature 502, 7473

W Chiuたちが、ゼルニケ位相差(ZPC)法による低温電子線トモグラフィーを使って、標識や切片作成を必要とせずに細胞内過程を調べた初めての研究について報告している。彼らはこの方法を使ってシアノファージSyn5が宿主細胞内で成熟する過程を観察し、細胞小器官を同定し、また複数種の組み立て中間体を確認した。

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