Nature ハイライト

分子生物学:53BP1タンパク質のDNA損傷部位への誘導

Nature 499, 7456

主要なDNA損傷応答タンパク質である53BP1は、DNA二本鎖切断部位にあるクロマチンに結合することで機能する。以前の研究で、53BP1はRNF168により促進されるユビキチン化が起こった後に働くことが示唆されていたが、その切断部位への誘導は、ヒストンH4K20のメチル化のみに依存すると考えられていた。今回D Durocherたちは、53BP1の誘導には、H4K20のジメチル化とヒストンH2AK15のユビキチン化の両方の認識が関わることを明らかにした。このユビキチン標識とヒストンH2Aの周囲の状況は、53BP1の一部領域によって読み取られるので、この領域はユビキチン化依存性誘導モチーフと名付けられた。

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