Nature ハイライト

生化学:膜内のCXCR1の構造

Nature 491, 7426

Gタンパク質共役受容体(GPCR)は広く存在する膜タンパク質で、細胞外部からの化学シグナルを伝達し、その多くは薬剤標的である。S Parkたちは、リン脂質二重層中に存在する膜タンパク質の研究に使える新規な核磁気共鳴分光手法を報告しており、インターロイキン8に対する高親和性のGPCRで、免疫や炎症反応の主なメディエーターであるヒトCXCR1の構造がこの方法を用いて決定された。

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