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Cover Story:これは故殺なのか?:地震リスクの評価の問題で刑事責任を問われるイタリアの地震学研究者

Nature 477, 7364

2009年4月6日、イタリア中部のアブルッツオ州をマグニチュード6.3の地震が襲った。300人以上が死亡、およそ1,500人が負傷し、65,000人が家を失って避難生活を余儀なくされた。今年になって、この地震の発生リスクの評価と周知を怠ったとして、科学者6人と官僚1人が故殺に相当するとの疑いで起訴された。彼らは9月20日にラクイラで裁判にかけられることになっている。News FeatureではS S Hallが、当地の人々が科学に裏切られたと感じるようになった経緯について論じている。(News Feature p.264, World View p.251)

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