Nature ハイライト

宇宙:銀河中心のセファイド変光星

Nature 477, 7363

セファイド変光星は、光度と脈動周期の間に強い相関があるため、天文学で星間距離を決定するための標準光源として使われている。古典的セファイド変光星は、年老いたものほど脈動周期が短いので、それらの周期分布を使うことによって星の形成史を探ることができる。銀河中心付近領域の近赤外観測により、中心バルジ内に3つの古典的セファイド変光星があることが最近明らかになった。発見された変光星の特徴から、2,500万年ほど前に星形成が活発になった時期があったことが示唆される。この時間スケールは、天の川銀河中心部に対して予想されている周期的なガス降着の時間スケールと同程度である。

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