Nature ハイライト

Outlook:マラリア特集

Nature 430, 7002

マラリア原虫のゲノム解読からほぼ2年が経過した。今週号のNature Outlookではマラリアを特集する。毎年100万人以上の命を奪い、3〜5億人もの急性患者を出しているマラリアは世界的な問題であり、その状況は悪化しているとB Greenwoodは述べ、解決策について論じている。P Mocumbiは、モザンビークの現状を紹介し、集中的かつ包括的な世界戦略の必要性を訴えている。またR Ridleyは、新しい抗マラリア薬の開発の前に立ちはだかる障害について述べている。 Nature Outlookの記事と、過去に本誌および姉妹誌に掲載されたマラリア関連の論文および記事は、ウェブサイトwww.nature.com/nature/focus/malariaで閲覧できる。また、今回の特集は英国で今秋放映予定のFilms of Record社制作のドキュメンタリー番組「熱の道(Fever Road)」とも連動している。

2004年8月19日号の Nature ハイライト

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