Nature ハイライト

古生物学:「隠密遊泳」を可能にした大型魚竜の鰭

Nature 644, 8078

独特な鰭脚を持っていた、ジュラ紀の魚竜テムノドントサウルス(<i>Temnodontosaurus</i>)の想像図。
独特な鰭脚を持っていた、ジュラ紀の魚竜テムノドントサウルス(Temnodontosaurus)の想像図。 | 拡大する

Joschua Knüppe.

今回、ジュラ紀に生息していたシャチほどのサイズの魚竜の大きな鰭脚の化石が、軟組織が保存された状態で見つかった。その独特な構造は、この鰭脚ができるだけ静かに獲物に忍び寄るのに適応していたことを示している。

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