Nature ハイライト

古生物学:羊膜類の起源を大きくさかのぼらせる生痕化石

Nature 641, 8065

今回発見された足跡を残したと考えられる羊膜類の想像図。
今回発見された足跡を残したと考えられる羊膜類の想像図。 | 拡大する

Marcin Ambrozik

今回オーストラリアで、年代が約3億5600万年前と推定される石板に、かぎ爪を持つ足の跡を残す生痕化石が発見された。この足跡は、両生類よりも羊膜類(爬虫類)に近い動物のものと見られ、以前の既知の羊膜類の足跡や体化石よりも約4000万年古い。

2025年5月29日号の Nature ハイライト

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