Nature ハイライト

腫瘍免疫学:肝臓マクロファージの抗腫瘍活性を調節する機構

Nature 626, 8000

クッパー細胞は肝臓に常在するマクロファージである。今回、その細胞系譜決定因子であるID3が、マクロファージの抑制性受容体と活性化受容体のバランスを変化させる役割を担っており、肝臓におけるファゴサイトーシスや、リンパ球の誘導と活性化を促進することで、効率的な抗腫瘍応答を可能にしていることが分かった。

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