Nature ハイライト

細胞生物学:MRE11はヌクレオソームのcGASを直接活性化して腫瘍を抑制する

Nature 625, 7995

腫瘍では、がん遺伝子による複製ストレスが、DNA損傷を増加させて、染色体不安定性が引き起こされることが多いが、腫瘍がDNA損傷を許容できる仕組みは分かっていなかった。今回、DNA二本鎖切断センサーであるMRE11により、ヌクレオソームに隔離されているcGASが放出および活性化されて、ネクロトーシスや腫瘍抑制が起こることが示された。このMRE11機能が阻害されると、DNA損傷が許容され、免疫が抑制され、腫瘍形成が促進される。

2024年1月18日号の Nature ハイライト

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